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レスリング日下、相手への「圧」が金メダルへの原動力 金城梨紗子さん解説…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月8日 16時3分

優勝し、喜ぶ日下尚(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級(7日・シャンドマルス・アリーナ)  ▼決勝  日下尚(三恵海運)5―2ジャドラエフ(カザフスタン)

 日下が逆転勝ちで、金メダルを獲得した。前日の文田健一郎(ミキハウス)に続き、連日の金メダル。16年リオデジャネイロ五輪63キロ級、21年東京五輪57キロ級金メダルの金城(旧姓川井)梨紗子さんが、日下の強さを解説した。

 日下選手は決勝の6分間をしっかり使っての落ち着いた試合運びでした。第1P、相手が腕をつかんで、日下選手の動きを止めようとしましたが、どんな攻撃を受けても対応する準備ができていたと思います。0―2とリードされましたが、慌てることはありませんでした。

 第2Pでは、相手に腕をつかまれる攻めを封じ、開始早々に、押し込んでからの左から豪快に投げ、逆転しました。相手にプレッシャーをかけられるからこそ生きてくる投げで、それがいろいろな技にもつながっています。基本的なことがきちんとできているということです。日下選手は足腰が強く、どのタイミングでもポイントは取れる。若くて体力があるのが大きな武器で、相撲をやっていたこともレスリングに生きていて、相手には相当な「圧」がかかっていたはずです。

 文田選手が前日、金メダルを取って、日下選手は「明日は自分が」という気持ちがさらに強くなったと思います。40年ぶりに文田選手がグレコで金メダルを獲得して「良かった」と思ったばかりだったのが、2日連続の金メダル。すごいです。なかなかグレコは関心を持ってもらえなかったのが、2人の活躍で、子供たちも「かっこいい」となって、年少からグレコができる大会など環境が整っていけばいいなと思います。

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