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関脇・阿炎が明かすレスリング金メダル日下の実力 相撲でも見せた確かな才能に「序二段の若い衆は負けていました」

スポーツ報知 / 2024年8月8日 17時20分

申し合い稽古で汗を流した阿炎(カメラ・大西健太)

 大相撲の関脇・阿炎(錣山)が8日、パリ五輪のレスリング男子・グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(なお、三恵海運)を祝福し、その強さを明かした。

 日下が中学までレスリングと平行して相撲を行っていた縁もあり、阿炎が所属する錣山部屋への出稽古が2月に実現。日下がまわしを締めて土俵に上がった。「基礎練習をしましたけど、教えることは何もなかったです。四股もしっかりと踏めていましたし、股割りもできていたし、本当に何でもできていました」と振り返った。また、立ち合いなしの相撲の取組では「うちの序二段の若い衆は負けていましたね。三段目くらいの力あると思います」と相撲の実力も確かなものがあったという。

 稽古後には「ちゃんこを食べてしゃべりました。気さくで面白かったです。強い人は威張ってしまうようなこともありますけど、そういうことが一切なかったです。ずっと低姿勢でリスペクトを感じました。若くして強いのに、すごい礼儀正しかったです」と23歳の精神面の強さも明かした。

 金メダルの獲得については「昨日の夜中に知り合いから連絡をもらって、たまたまトイレに行った時に知って、それ見て『うぉー!』みたいな感じでした」と興奮気味に話した。出稽古に来た際には連絡先も交換。この日、取材を受けながら「優勝おめでとうございます」とメッセージをパリへ向けて送信。現地時間ではちょうど明け方の時間ということもあって、すぐに返信はなかったが、金メダリストからの返答を心待ちにした。

 阿炎はこの日、東京・立川市で行われた夏巡業に参加し、申し合い稽古などで汗を流した。「日下さんみたいに攻めたいですね。僕も頑張らないといけないです」と日下の活躍を刺激にさらなる飛躍を誓った。(大西 健太)

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