1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

63、64年にシーズン5度の無四球試合 制球力抜群の高橋明

スポーツ報知 / 2024年8月9日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第72回は高橋明。

 * * * *

 高橋明は巨人のV9以前の63~64年に2ケタ勝利を挙げた本格右腕だ。1942年5月29日、山口県生まれ。防府高から1961年に入団。3年目の63年から先発ローテ入りし、42試合に登板、チーム3位の14勝を挙げ、優勝に貢献した。

 西鉄との日本シリーズは3試合に登板した。2勝2敗の第5戦は先発し、長嶋2本、王1本の本塁打で奪った3点を1失点完投で守り切った。3勝3敗の第7戦も先発し、4失点したが、打線が稲尾和久をKO、18―4で再び完投勝利。胴上げ投手となり、最優秀投手賞も獲得した。

 翌64年は開幕投手を務め、完投勝利を収めた。この年もチーム2位の12勝。63、64年はともにシーズン5度の無四球試合をマーク、制球力を誇った。

 67~70年に背番号20を背負い、不調の時期もあったが、68年には先発に復帰して9勝、V4に貢献した。阪急との日本シリーズでは、3試合にリリーフ登板。10勝の69年も阪急とのシリーズ第1戦に、堀内を救援し、2番手で勝利投手となった。71年、西鉄に移籍し、14勝を飾り、72年限りで引退。06年に死去した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください