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75歳・桂文珍が芸歴55周年の恒例“8・8デー”開催「バイデン米大統領を見ていると他人事とは思えない」

スポーツ報知 / 2024年8月8日 22時47分

大阪・なんばグランド花月で恒例の「8・8独演会」を終え、「遺影にしたいぐらいの笑顔」という11月の公演ポスターをPRした桂文珍(カメラ・筒井政也)

 上方落語家・桂文珍が8日、“8・8文珍デー”として毎年恒例の「吉例88 第四十二回 桂文珍独演会」を大阪・なんばグランド花月で行った。

 1969年10月に3代目桂小文枝(5代目桂文枝)に入門してから芸歴55周年の記念公演。75歳とは思えない現代的センスを取り入れた新作「落語記念日」で始めたが「あっという間に75歳。(81歳の)バイデン米大統領を見ていると、他人事と思えない。モタモタして、忘れたり、言い間違たり…。でも仕方がない」とマクラで語った。

 1日に老衰のため99歳で亡くなった桂米丸さんんについても「ウチの母親と同い年」と、しみじみ語ったが、古典「雁風呂」や「5、60年ぶりにやった。懐かしい」と久々にかけた「崇徳院」をギャグたっぷりに軽やかに演じ、笑いを誘った。ゲストとして東京から柳家三三(さんざ)が駆け付けた。

 文珍は終演後の会見でも「体が米丸さん化、バイデン化しつつある」とこぼしたが「年齢を重ねるのは面白い」と笑顔を見せた。

 同じく55周年記念として11月24日には自身初となる大阪・中之島のフェスティバルホール公演「桂文珍独演会~ザ・ヒットパレード~」を開催する。「これで(落語家として)食べられるようになった」という創作の代表作「老婆の休日」や「デジタル難民」に、大ネタ「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」の3席を予定している。

 特に「地獄―」は「20年以上前に(故・桂)米朝師匠に教えてもらった」と思い出の噺(はなし)で、コンパクトバージョンになるが「米朝師匠は来年、生誕100周年。リスペクトを込めてやりたい」と意気込み、あの世の演芸場には「(故・桂)ざこば兄さんも登場するでしょう」。同ネタの定番ギャグとして「文珍、近日来演」は「入れるでしょうけど、そうならないよう頑張りたい」と喜寿、傘寿へと意欲を見せた。ゲストには立川志の輔を迎える。

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