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【西武】平良海馬が1軍復帰も痛恨の被弾「チームのために頑張りたい」

スポーツ報知 / 2024年8月8日 22時42分

平良海馬

◆パ・リーグ オリックス3―0西武(8日・京セラドーム)

 痛恨の1球だった。1点を追う7回1死一塁。西武・平良海馬が森に投じた155キロの速球が真ん中高めへ入った。森は持ち前のフルスイングをみせると、打球はバックスクリーンに飛び込む2ランになった。「カットボールも前の打者に打たれてましたし、スライダーも見逃されて、スプリットも見逃されて真っすぐを選択したんですけれど打たれたということ。スピードは出ていたのですがコースが真ん中に入って、森さんにしっかりとらえられたということだと思います」と静かに振り返った。

 4月30日の日本ハム戦での先発を最後に右前腕の張りを訴えて5月9日に出場選手登録を抹消されたが、自身が肉離れだったことを明かした。残り試合数を考えると先発の調整をしても登板機会が少なくなることから、セットアッパーとして2年ぶりにブルペンへ。ファームで中継ぎとして3試合に登板し、連投後のリカバリーも問題がなかったことから1軍に復帰した。試合前の練習後には「状態はよいですね。再発しないことを心がけて2軍でやってきたので、中継ぎですけどチームのために頑張りたいというところです」と抱負を口にしていた。

 復帰戦で手痛い失点も最速は156キロ。「もう少したったらまた(球速を)上げられるように。(前腕も)今のところ痛くないので大丈夫だと思います」。巻き返しへ右腕の力は欠かせない。

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