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卓球日本女子が悲願の金メダルに王手!張本美和「本当にホッとしている」宿敵・ドイツを下し10日決勝へ…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月9日 5時6分

決勝進出を決めて記念撮影する(左から)早田ひな、張本美和、平野美宇(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪第14日 ▽卓球 団体戦(8日、パリ南アリーナ)

 女子準決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は同5位のドイツを下し、2大会連続の決勝に進出。銀メダル以上が確定した。第1試合のダブルスで早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)組が先勝。第2試合は16歳の張本美和(木下グループ)が敗れたが、第3試合は平野が勝ち、第4試合は張本が勝利し3―1で決勝進出を決めた。日本時間10日午後10時に4連覇中の中国と対戦する。

 張本は「本当にホッとしている 負けたときは切り替えるのが苦しくて…」と涙声で話した。

 団体戦の前に行われたシングルス戦で、エースの早田が左腕を負傷した。患部に支障がないフォアハンドを軸に組み立て、同い年の平野とペアの「ひなみう」のダブルスで貢献してきた。6日の準々決勝のタイ戦後には「平野選手とは戦術だったり、動きもいい部分も良くなっていた。(左腕も)100%にはまだ遠いけど、より良くなっている」と手応えを話していた。

 平野は早田の状況もかんがみて、5日の1回戦からダブルスとシングルスの2点使い。団体銀の21年東京五輪でも石川佳純とのダブルス、シングルスに出場経験があり「東京のときもずっと2試合出させてもらったので、意外と慣れています。2回出てるのが一緒なので、なんかちょっと(前回大会を)思い出します」と頼もしく、全勝で貢献してきた。初出場で団体要員の張本美は、第2試合のシングルスでの出場。8歳上の2人とともに渡辺武弘監督の起用に応えてきた。

 ドイツとは、16年リオデジャネイロ五輪でも準決勝で対戦。福原愛、石川佳純、伊藤美誠で臨んだ日本は、2―3で敗れ、決勝進出を阻まれた。3位決定戦に回り、シンガポールを3―1で下して銅メダルを獲得した。ドイツは銀メダルだった。決勝は準決勝で韓国を3―0で倒した世界ランキング1位の女王・中国に挑む。12年ロンドン、21年東京大会でも決勝で0―3で敗れており、リベンジに懸ける。

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