桜井つぐみ あいみょんからのエールが「やる気に」 決勝を「見てもらえたらうれしい」…パリ五輪

決勝進出を決めた桜井つぐみ（左、カメラ・小林　泰斗）

◆パリ五輪　第１４日　▽レスリング（８日、シャンドマルス・アリーナ）

　女子５７キロ級準決勝で世界女王の桜井つぐみ（育英大助手）がヘレンルイーズ・マルーリス（米国）に１０―４で逆転勝ち。決勝進出を決め、銀メダル以上を確定させた。決勝は第２シードのアナスタシア・ニキタ（モルドバ）と対戦する。

　マルーリスは２０１６年リオデジャネイロ五輪５３キロ級で吉田沙保里の４連覇を阻止した選手。桜井はパワーに屈せず圧倒した。「昔は憧れというか、すごいオリンピックチャンピオンで、すごい選手だなって思っていけど、この会場で五輪の舞台で自分がチャレンジャーという気持ちで挑むことができた。オリンピックチャンピオンを倒せたっていうのは、すごい自信にもつながる」と語った。

　大会前には大ファンのシンガー・ソングライターのあいみょんからエールが届いた。ＳＮＳに“あいみょんＴシャツ”を着用した写真をアップしところ、本人から「わー！　Ｔシャツ！　嬉しい！　めちゃくそ応援しよう！！！！！」のメッセージが。「びっくりして、本当に嬉しくて。すごい自分のやる気にもつながったし、夢があるなと思った。優勝したら会えるっていうのも夢じゃないなって思うので、あと一個頑張って、一番は見てもらえたらうれしい」と笑顔を見せた。