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“仕事人”平野美宇が単複2勝! 日本2勝1敗で決勝進出王手…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月9日 4時43分

第3試合、第2ゲーム、得点しほえる平野美宇(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪第14日 ▽卓球 団体戦(8日、パリ南アリーナ)

 女子準決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は同5位のドイツと対戦した。第1試合のダブルスは、早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)組が16年リオデジャネイロ五輪銀メダルのシャオナ・シャン、ユアン・ワン組を3―1で退けた。第2試合は16歳の張本美和(木下グループ)が、18歳のサウスポー・カウフマンを0―3で敗れた。第3試合は平野がワンを3―0で下し、決勝進出に王手をかけた。

 第1ゲーム(G)から平野は得意のバック同士のラリーを制し、得点を重ねる。6―4からは足を使って、前の打球を拾い得点。バックハンドでは積極的に左右のコースに打ち分け、先手を握り11―7で先取した。第2Gは、相手がフォアでサービスを繰り出し、平野も少し手を焼いたが、すぐに対応。3―5からフォアハンドを浴びせ、5連続得点。ゲームポイントを取り、フォアで決めて11―6で取り切った。

 第3Gは、平野がサーブ3球目でフォアハンドドライブを決めて、雄たけびを上げた。5―5でラリーからフォアを返され、2連続失点。「ニッポン」「ヒラノ」コールに包まれた会場で5―7から冷静にサービスで得点を重ね、ラリーを制して5連続得点。マッチポイントから2連続失点した場面でタイムアウトを取った。冷静さを取り戻した平野は、11―9で勝ちきった。

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