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“仕事人”平野美宇「プレーが崩れてというのは1試合もない」好調維持して10日に中国と決勝…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月9日 7時23分

第3試合、第3ゲーム、勝利し喜ぶ平野美宇(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪第14日 ▽卓球 団体戦(8日、パリ南アリーナ)

 女子準決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は同5位のドイツを3―1で下し、2大会連続の決勝進出を決めた。銀メダル以上が確定し、4大会連続のメダルを獲得することが決まった。

 第1試合のダブルスは早田ひな(日本生命)、平野美宇(木下グループ)組が3―1で先勝。第2試合は16歳の張本美和(木下グループ)が18歳の新星、アネット・カウフマンにストレートで敗れた。第3試合で平野が3―0で勝ち、第4試合は美和が16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルのシャオナ・シャンを3―0で破った。日本時間10日午後10時からの決勝で4連覇中の中国に挑む。

 好調の平野が頼もしい。第1試合の早田と組むダブルスは、サービスでチャンスを作り、早田がフォアで決める。ドイツ戦はレシーブから攻めの姿勢を見せ、痛烈なフォアハンドが光った。日本の1勝1敗で迎えた第3試合もバックハンドのラリーでコースに打ち分け、先手を取った。3―0の快勝。この日も単複2勝で貢献した。「第3試合は自分が絶対に取って2―1で回す気持ちで試合ができた。五輪に合わせてきたので、シングルス・団体ともにプレーが崩れてということが今まで1試合もない」と好調をアピールした。

 団体戦の前のシングルス戦でエース・早田が左腕を負傷したことも影響し、同学年の平野がダブルスと3番のシングルスの2試合を担当。単複2勝を計3試合積み重ねた“仕事人”に対して、渡辺武弘監督も「最高です。頼もしい。前回の東京五輪の経験を生かしている」と信頼を口にした。これには「そう言ってもらえて良かったです」と照れて笑みを浮かべた。

 シングルスでは準々決勝で韓国のエース・申裕斌(シン・ユビン)にフルゲームで敗れて、中国選手への挑戦権を得られなかった。10日の決勝へ「中国選手と戦いたいというのが1つの目標だった。決勝戦も自信を持って戦えると思います。ここからが本番」と気持ちを引き締めた。

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