コロナ感染おして２００Ｍ銅獲得のライルズ、リレーは欠場へ「自分の２４年五輪は終わり」…パリ五輪

◆パリ五輪　第１４日（８日）

　陸上男子短距離のノア・ライルズ（米国）が日本時間９日、自身のインスタグラムを更新。「自分の２０２４年オリンピックはこれで終わると信じている」とし、残り種目は欠場する意向を明らかにした。１００メートルとの２冠を狙った２００メートル決勝は、１９秒７０で３位となり銅メダルを獲得。レース後、６日に新型コロナウイルス検査で陽性になったことを告白していた。

　ライルズはインスタグラムで「まず五輪を乗り切れたことを神に感謝したい。次に（２００メートルで優勝した）トボゴ、（２位の）ベドナレクを祝福したい。そして応援のメッセージをくれた全ての人に感謝したい」と思いをつづった。そして「自分の２０２４年オリンピックはこれで終わりになるだろうと信じている」と、現地時間９日夜に行われる４００メートルリレーへの出場は回避を表明した。

　３種目での金メダルの夢は思わぬ形で絶たれる形に。「夢見た五輪ではなかったが、たくさんの喜びが心に残った。みんなも楽しんでくれていたらうれしい。応援していようが反対していようが、見たものは認めないといけないよね？　また今度」と、東京で開催される２５年世界陸上など、今後の活躍を期待させた。