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スポーツクライミング決勝展望 男子複合は17歳安楽が大本命!東京五輪金・ヒネスロペスは再び番狂わせ狙う…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月9日 12時41分

 2021年東京五輪に続く採用となったスポーツクライミング。前回は壁に設置されたコースをいくつ攻略できたかを競う「ボルダー」、どこまで高く登れたかを競う「リード」、速さを競う「スピード」の複合で実施されたが、今大会はボルダーとリードの複合とスピードの2種目で争われる。

 男子複合は5日にボルダーの準決勝、7日にリードの準決勝が行われたが、初出場の現役高校生・安楽宙斗(17)=JSOL=の金メダルが現実味を帯びてきた。ボルダーは第1課題を2回で完登すると、誰も登り切れなかった第2課題もあっさりクリア。全体1位となる69・0点をたたき出し、ボルダーの得点だけで2種目合計の上位8人以内に入り、難なく決勝進出を決めた。

 リードは全体4位の68・0点を記録し、合計137・0点でトップ通過。「準決勝で良い結果を出して、決勝で順位落とすことがあった」と過去の経験を教訓に、「準決勝のことは一回忘れて、集中してこなして1位になれたら」と慢心は一切ない。

 W杯に初参戦した昨季は、ボルダーとリードの2種目で年間総合王者に輝いた安楽。決勝も17歳の独壇場となる可能性は高いが、ライバルたちも虎視眈々(たんたん)とチャンスをうかがう。東京五輪金メダリストのアルベルト・ヒネスロペス(スペイン)はボルダーこそ低迷したが、リードで全体1位の72・0点をマークし4位で通過。18歳で挑んだ東京五輪でも楢崎智亜らを抑える番狂わせを起こしただけに、油断は禁物だ。決勝は日テレ系で9日午後5時(日本時間)から放送される。

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