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【甲子園】新庄監督の母校・西日本短大付が初戦突破 同級生の西村監督は新庄監督の観戦を心待ち

スポーツ報知 / 2024年8月9日 14時56分

金足農に勝利、元気よく駆け出す西日本短大付ナイン(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 西日本短大付6―4金足農(9日・甲子園)

 西日本短大付が2010年以来、14年ぶりに甲子園で勝利を挙げた。

 初回、奥駿仁(2年)が左安打で出塁し、2番の井上蓮音(2年)の打席の暴投で俊足を生かし一気に三塁へ。井上の適時打で生還し、2人で1点をもぎ取った。5回には3安打と3四球で4点を追加し金足農を突き放した。8回には先頭で出塁した奥が二盗を決め、3番・古賀海凪(3年)の適時打でダメ押しの6点目を入れた。

 先発のエース右腕・村上太一(3年)は8回まで無失点。9回に4安打を浴び4点を失ったが最後までマウンドに立った。「仲間のために投げ抜いた。絶対勝ちたかったので、最後まで投げて勝てたのでよかった」と振り返った。

 日本ハム・新庄剛志監督(52)と西日本短大付で同級生だった西村慎太郎監督(52)は「今日は来てたんですかね。わかりません」と言いつつ「新庄が来てくれると野球部だけじゃなくて、学校の生徒も盛り上がる。もしどこかで合えば。そこまで1つでも多く勝って残っていきたい」と一戦必勝を誓った。

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