女子１００Ｍ障害、初出場の田中佑美は準決勝敗退…パリ五輪

田中佑美

◆パリ五輪　第１５日　▽陸上（９日、フランス競技場）

　女子１００メートル障害準決勝で、初出場の田中佑美（富士通）は敗退。同種目日本勢初の決勝進出とはならなかった。

　７日の予選では「最初から出て攻めようと思っていました。攻めに攻めに攻めた結果、ハードルにぶつかりました」とタイムを上げられず、敗者復活レースに臨んだ田中。８日のレースで１２秒８９の好タイムをマークして準決勝に進んでいた。

　◆田中　佑美（たなか・ゆみ）１９９８年１２月１５日、大阪市生まれ。２５歳。関大第一中から陸上を始め、関大第一高では１５、１６年に全国高校総体２連覇。立命大に進み、１９年日本インカレ優勝。２１年富士通入社。２２年日本選手権３位。２３年世界選手権（ブダペスト）は予選敗退。同１０月のアジア大会銅メダル。１７２センチ。