主演舞台「ブルーロック」第３弾開幕に、竹中凌平「新しい“ブルステ”届ける」とアピール

舞台「ブルーロック」３rd STAGEで熱演する竹中凌平（中央）

　俳優の竹中凌平が主演する舞台「ブルーロック３ｒｄ　ＳＴＡＧＥ」が９日、大阪・東大阪市文化創造館での開幕を控え、報道陣に舞台稽古が公開された。

　今作は金城宗幸氏（原作）、ノ村優介氏（漫画）による、累計発行部数３０００万部を突破した人気サッカー漫画が原作。日本をＷ杯優勝に導くストライカーを育てるため、「ブルーロック（青い監獄）」プロジェクトに集った高校生ストライカーたちが、しのぎをけずる物語だ。第３弾ということもあり、初演から続投の潔世一役・竹中は「第１弾、第２弾は結構リアルの目線とか動きとかを重視してつくってきたんですけど、今回はそれにプラス必殺技とまではいかないですけど、かっこいい、分かりやすい見せ場があります」と笑顔。蜂楽廻役の佐藤信長も「ちょっとずつ感覚が足に染み付いてくるというか。その中で奇跡的にできたよく分からないトリックが面白いなってなりましたね」と、実際にフットサルの実技練習でも足技が上達している実感を明かした。

　糸師凛役の草地稜之は、元々原作の大ファン。モノマネもしていたそうで「大好きな作品に、こうやって立たせていただけるのはすごく光栄なこと」と感激の面持ち。見所については「今回は協力して一つのものを見せるプレーが多いと感じたので、そこが見所です。あとは迫力ですね」と、臨場感たっぷりの演技と演出に自信をのぞかせた。士道龍聖役の松田岳は「試合中もすごく素敵ですが、試合外の選手たちの日常のひとときというシーンもぜひ注目してください」と呼びかけた。

　来場するファンに向けて竹中は「今回は今までよりエンタメ要素が多いので、また新しい“ブルステ”を届けられるんじゃないかなと思っております」とアピール。公演は１２日まで同所で。１７日～２５日には東京・シアターＨで上演される。