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【巨人】ルーキー又木鉄平が先発も背信1回5失点KO…高橋礼も4失点し中日に大敗

スポーツ報知 / 2024年8月9日 21時7分

ベンチから戦況を見つめる又木鉄平(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 中日9―2巨人(9日・バンテリンドーム)

 巨人の投手陣が乱れ、中日に大敗した。先発に抜擢されたドラフト5位ルーキー又木鉄平投手だったが、制球が定まらず2被弾するなどまさかの1回5失点KO。2番手・高橋礼投手も中日打線の勢いを止められなかった。

 この日がプロ3試合目の先発となった又木は、初回無死から中日の岡林に四球。それでも続く福永の打席、一塁牽制球に岡林が飛び出し、まずは1アウト。しかし、福永には1球もストライクが入らず、また四球。カリステに右前安打を浴びて1死一、二塁とされると、4番の細川には打った瞬間にそれと分かる豪快な先制3ランを左翼席に運ばれた。

 さらに石川の二塁打などで2死三塁となってから、木下にも2ランを被弾。9連戦の4試合目となったこの日、不振で2軍落ちした赤星に代わりチャンスをもらったが、阿部監督の期待に応えられなかった。

 2番手で2回に緊急登板した高橋礼もピリッとしなかった。最初のイニングこそ無失点に抑えたが、3回に1死一塁から村松に適時三塁打を浴びた。0ー6で迎えた4回は1死から、四球を挟んで4連打を浴びるなどさらに3失点。0-9とリードを広げられると、4回裏の攻撃で代打を送られた。急きょの登板ではあったが、3回を6安打4失点と結果を残せなかった。

 巨人打線は5回に吉川尚輝内野手が猛打賞となる適時二塁打。6回に大城卓三捕手の適時二塁打で2点をかえすのが精いっぱい。2ケタ安打しながら、チグハグな攻撃でなかなか得点につながらなかった。

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