【女子野球】クラブ日本一争う戦い始まる、昨年Ｖの巨人はＷ杯７連覇メンバーが活躍

◆第１９回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会第１日（９日、千葉・大谷津運動公園野球場ほか）

　女子硬式野球のクラブチーム日本一を決める全国大会が９日、３８チームが参加して千葉県成田市、佐倉市で開幕。１、２回戦が行われた。前回大会優勝の巨人女子チーム、準優勝の西武ライオンズレディース、３位の阪神タイガースＷｏｍｅｎと九州ハニーズは、いずれも初戦を突破。４日にＷ杯７連覇を達成しカナダから帰国したばかりの侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」メンバーが活躍した。

　マドンナジャパン２０人のうち、自チームに戻った１７人が参加。佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で兵庫ブルーサンダースと対戦した巨人は、先発の清水美佑をはじめ田中美羽ら４人の代表組が全員スタメンで出場した。２回に田中が走者一掃適時三塁打を放つなど、３野手いずれも打点を挙げて１２―２の６回コールド勝ち、Ｗ杯でベストナインに選ばれた清水は２回１安打と好投した。

　九州ハニーズは１回、代表帰りの川端友紀、楢岡美和の連続三塁打で先制、ハニーズは川端の３安打などで大勝した。西武ライオンズレディースは里綾実が１回無安打、阪神タイガースＷｏｍｅｎは森若菜が３回無安打と代表メンバーが好投し、それぞれ快勝した。決勝は１３日に行われる。