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【甲子園】スタメン全員2年生の菰野が春夏通算4度目の出場で聖地初勝利 公立校対決を制す

スポーツ報知 / 2024年8月9日 19時0分

菰野先発・栄田人逢(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第3日目 ▽1回戦 菰野6―2南陽工(9日・甲子園)

 三重大会準決勝、決勝に続きスタメン全員2年生で挑んだ菰野が南陽工相手に14安打を放ち6―2で勝利。2005年、08年と夏の甲子園、13年にセンバツに出場も初戦敗退。計4度目の聖地でようやく初勝利をつかんだ。

 先制したのは菰野。初回、1死一塁で3番・加瀬大雅内野手(2年)が、カウント1―1の3球目で右前安打を放った。一塁走者はスタートを切っており、1死一、三塁のチャンスを作った。続く4番・野田親之介内野手(2年)は投ゴロで一塁走者は二塁でアウトとなったが、遊撃手の一塁への送球が乱れ、三塁走者が生還した。

 先発左腕・栄田人逢(とあ、2年)が9回150球を投げ9安打6奪三振4四球2失点の粘投。5―2となって迎えた9回には、1死二塁から左翼線を破る適時二塁打を放つなど攻守に奮闘した。

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