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【巨人】西舘勇陽、3度目先発登板は6回91球2失点で球数減 最速155キロで7K…2軍楽天戦

スポーツ報知 / 2024年8月9日 20時25分

最速155キロをマークした西舘勇陽(カメラ・堺 恒志)

◆イースタン・リーグ 巨人―楽天(ジャイアンツ球場)

 巨人のドラフト1位右腕・西舘勇陽投手が、イースタン・楽天戦で先発転向後3度目の登板に臨み、6回で91球を投げて9安打2失点、7奪三振、最速155キロをマークした。

 初回、2回と2三振ずつ奪って無失点で立ち上がったが、3回に1死一塁から武藤に初球のカットボールを捉えられて右越え2ランを被弾。先取点を献上したが、4回は無死一塁から平良を遊ゴロ併殺に仕留めるなど崩れることなくアウトを重ね、5回まで77球。6回も続投し、3本の安打を浴びたが、最後は2死一、二塁から辰見を一邪飛に仕留めて降板となった。

 前回登板2日のイースタン・日本ハム戦(江戸川)では、4回途中86球と球数を要して想定していた5回を投げきれなかったが、この日は改善。一発は浴びたものの、120キロ台のカーブ、140キロ台のカットボール、130キロ台後半のフォークを交えてイニングを重ねた。

 一方、打撃面では課題を残した。この日、巨人はDH制を採用せず、西舘は「9番・投手」で出場。5回無死一塁では送りバントを試みたが投手への小飛球となり、一塁走者・山瀬が戻れずに併殺となるなど、打線のピースとしては機能することができなかった。

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