1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【甲子園】オリックス・吉田輝星、金足農の弟・大輝に「次は勝つ姿を」「僕も負けない」初観戦記  

スポーツ報知 / 2024年8月10日 6時0分

母校・金足農の応援に駆け付けた吉田輝星(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 西日本短大付6―4金足農(9日・甲子園)

 金足農(秋田)の2年生エース右腕・吉田大輝投手は、西日本短大付(福岡)を相手に7回9安打5失点と初の聖地で苦しみ、初戦敗退。応援に駆けつけたOBでオリックスの兄・輝星投手(23)がスポーツ報知に観戦記を寄せた。

 試合は惜しくも敗れてしまいましたが、9回の追い上げには3年生たちの気合を感じました。弟の大輝からは「見に来てね」と連絡を受けていたので「頑張って」と伝えていました。初回は甲子園の独特の空気に浮き足立っているように見えましたね。西日本短大付も打撃のいいチームで素晴らしかったですし、その中で、7回まで154球と良く投げたと思います。

 大輝が小さい頃にはキャッチボールをしたりしていました。吉田家は父親をはじめ、一家で金足農業。だから、大輝が金足農に進学するという話を聞いた時は一人のOBとしてもうれしかった。ただ、兄としては年も離れていますから、弟が投げる姿を見るのは心臓がバクバクです。

 9回に1点差に迫られながら制した秋田大会の決勝・秋田商戦もそうですが、自分が投げた方が精神的に楽です(笑い)。最後まで戦い抜いた先輩の背中を見て、弟がこの貴重な経験をどう生かすか。もっともっと頑張って、次は甲子園で勝つ姿を見せてもらいたいですね。

 今回、チームのオフ日で母校の応援に駆けつける機会に恵まれ、本当に良かったです。「金足農時代に一番学んだことは?」と聞かれると「あきらめない心」。あの時があるから今があります。初めての甲子園観戦で楽しむことができましたし、6年前の記憶がよみがえって懐かしい気持ちにもなりました。後輩たちの奮闘に負けないよう、僕もこの日の最終回のような粘り強さを見せて、チームの上位進出に向け、全力を尽くします。(オリックス投手)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください