銀メダルを獲得した安楽宙斗 地元の千葉・八千代市民も驚き「こんな高校生スターが出るなんて」

銀メダルを片手に笑顔の安楽宙斗(カメラ・小林　泰斗)

　パリ五輪で、スポーツクライミング男子ボルダー＆リードに出場した安楽宙斗（そらと）が五輪初出場で銀メダルを獲得し、安楽の出身地である千葉・八千代市内も大いに盛り上がった。

　第１種目のボルダーでは第１課題を一撃で仕留めると、第２課題は唯一の完登を果たすなど、６９・３点とトップ通過した。続く第２種目のリードでは銀を確定させてから、あと一歩のところで届かず金メダルを逃した。安楽のリードは全体５番目の７６・１点で合計１４５・４点だった。

　八千代市内のパブリックビューイング（ＰＶ）に参加し、声援を送った５０代女性は「八千代市からこんな高校生のスターが出るなんてすごい」と述べ「こんなに真剣にクライミングを見たのは初めてでしたが、本当にひき込まれました。これからも応援します」とエールを送った。