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【DeNA】3年目・梶原昂希が同点2ラン含む猛打賞「最高の結果でうれしい」好調な打撃を支えるコーチの存在

スポーツ報知 / 2024年8月10日 6時0分

3回無死一塁、同点2ラン本塁打を放った梶原昂希(カメラ・清水 武)

◆JERA セ・リーグ DeNA5―2ヤクルト(9日・横浜)

 鋭い一撃で試合を振り出しに戻した。0―2の3回無死一塁。DeNA・梶原は高梨の投じた135キロの内角のフォークを一振りでさばいた。ライナー性の打球は、ベイ党に埋まった右翼席に飛び込んだ。大歓声を一身に集め、足早にダイヤモンドを一周した。「打った瞬間、行くなと思った。フワフワした感じだったけどいい場面で1番最高の結果が出たのでうれしい」。新人だった22年4月12日の巨人戦(那覇)でプロ2打席目で初安打初アーチを放って以来となる今季1号の同点2ランに、「自分はとにかく後ろのクリーンナップにつなげることを意識した。最高の形でランナーを返すことができてよかった」とはにかんだ。

 試行錯誤を繰り返した。ソフトバンク・柳田にそっくりなフルスイングが持ち味だが、コンタクト率を上げるため、交流戦の最終カードから余分な力を抜いたフォームに変更。コンパクトなスイングに変えたことで打席での粘りも増し、高めの球への苦手意識がなくなった。連日、打撃練習時には細かく鈴木打撃コーチと石井チーフ打撃兼走塁兼一塁ベースコーチとすりあわせを行い、新たなフォームを体になじませた。

 すでに出場数や安打、打点はキャリアハイを更新しているが、「ヒットの延長線上に長打やホームランがあると思う。打順や自分の役割を意識した結果が、長打やホームランになればいい」と謙虚に話す。それでも、1番で試合に出始めた頃には「試合に出続けている選手の中で自分だけ本塁打がない。1本出て欲しい」ともつぶやいており、切実な願いがかなった。

 1打席目、3打席目にも安打を放ち、ヤクルト戦では4度目の猛打賞をマークした。7月から1番に定着すると、月間打率3割6分1厘と状態は上向きだ。勢い十分の3年目。若い力が苦しむチームを押し上げていく。

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