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レスリング体重超過で失格のビネシュ、銀メダル授与求めてCASに提訴…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月10日 1時26分

◆パリ五輪 第15日 ▽レスリング(9日)

 レスリング女子50キロ級で体重超過で失格となったビネシュ(インド)が9日、銀メダル授与を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。ビネシュは1回戦で21年東京五輪金で今大会銅メダルを獲得した須崎優衣(キッツ)に勝利し、決勝まで進出。しかし当日計量で約100グラム超過が判明し、失格となった。

 地元報道などによると、ビネシュは何とか計量をクリアしようと血を抜き、髪まで切ったがクリアできず。失格後に自身のX(旧ツイッター)で「私の勇気は折れた。これ以上の力はない。さようならレスリング」と投稿し、引退を表明した。

 8歳の時に父が射殺されるという悲劇に見舞われ、その後はレスリング指導者の伯父の下、いとこ3人、姉も国際大会で活躍した、インドでは有名な一家の育ち。五輪は16年リオデジャネイロから3大会連続で出場し、これまで48キロ~53キロ級の出場実績がある。19年以降は53キロ級を主戦場にしてきたが、今回は50キロ級での出場だった。

 日本レスリング協会公式サイトによると、インド協会は「計量をパスして闘った日の結果を有効とすべき」と主張し、ビネシュが2位になるべきとした。しかし世界レスリング連盟は失格は「国際ルールに従ったもの」との見解を示したという。ルールでは2日目の計量に失格した場合、順位はつかない。

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