「アフガニスタンの女性を解放せよ」ブレイキン出場選手が訴え IOCからは失格処分…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月10日 5時30分
今大会から採用されたブレイキン女子が行われ、日本代表の湯浅亜実(ダンサー名=AMI、25)が初代女王に輝いた。予選に出場した難民選手団でアフガニンスタン出身のダンサー名「タラシュ」ことマニジャ・タラシュは、上下黒のスエットで登場。ステージ上で背中から「FREE AFGHAN WOMEN(アフガニスタンの女性を解放せよ)」と書かれた青いケープを取り出し、大きく広げた。
五輪憲章で大会期間中に選手らが政治的なメッセージを発信したりジェスチャーを行うことは禁じられている。失格覚悟の行為に、対戦相手のオランダ選手も拍手を送り、場内からも大歓声が起こった。0―3で敗れた試合後、国際オリンピック委員会(IOC)は「試合中に政治的スローガンを掲げた」として失格とした。
カブール育ちで21歳のタラシュは、18歳の時にSNSを通じてブレイキンに出会った。唯一の女子として活動していたが、タリバンが実権を握り国内情勢が厳しくなり22年にスペインへ移った。難民選手団の一員としてマドリードでトレーニングをし、今大会に臨んでいた。
目標に「アフガニスタンの少女たちを励まし、アフガニスタン代表として国際舞台で活躍をすること」を掲げていた。記録上は失格となったが、世界中に大きなインパクトを残した。
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