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パリ五輪第15日目まとめ…ブレイキンのAMI、レスリング樋口黎と桜井つぐみが金 スポクラは安楽宙斗が銀…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月10日 6時40分

金メダルを獲得し、喜ぶ湯浅亜実(=AMI)(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第15日(9日)

 日本勢が3つの金メダルを獲得した。

 新競技ブレイキンで、湯浅亜実(ダンサー名=AMI、25)が決勝でドミニカ・バネビッチ(同=NICKA、リトアニア)を3―0で破り、前評判通りの実力で初代女王に輝いた。福島あゆみ(ダンサー名=AYUMI、41)は準々決勝で敗れた。

 レスリングでは男子フリースタイル57キロ級で樋口黎(ミキハウス)が優勝。同競技4日連続の金メダルは日本勢の夏冬通算200号にもなった。女子57キロ級では初出場の桜井つぐみ(育英大助手)が優勝。高知県勢92年ぶりの快挙で、海外開催の五輪では日本勢最多の金メダル16個となった。同62キロ級の元木咲良(育英大助手)、男子フリースタイル74キロ級の高谷大地(自衛隊)も決勝に進み、メダルを確定させた。

 銀メダルはスポーツクライミング男子複合(ボルダーとリード)。決勝で初出場の高校生、安楽宙斗(そらと、JSOL)が2位になり、同種目の日本男子では初。

 卓球男子団体の3位決定戦で日本はフランスに2―3で敗戦。3大会連続の表彰台はならなかった。

 アーティスティックスイミングのデュエット、テクニカルルーティンで、比嘉もえ(井村ク)、佐藤友花(ジョイフルアスレティックク)組は6位発進。10日のフリールーティンとの合計点で最終順位が決まる。男子高飛び込みでは玉井陸斗(JSS宝塚)は準決勝に進んだ。

 ゴルフ女子は第3ラウンドが終了。日本ツアーの2年連続年間女王で初出場の山下美夢有(加賀電子)が、通算7アンダーでトップと2打差の3位タイに浮上した。前回東京大会で銀メダルの稲見萌寧に続く、日本女子2大会連続のメダルをかけ、最終日に臨む。

 陸上では男子400メートルリレー決勝で日本(坂井 隆一郎―サニブラウン・ハキーム―桐生祥秀―上山 紘輝)はシーズンベスト(日本歴代5位)の37秒78をマークしたが、5着で2大会ぶりのメダル獲得はならず。女子1万メートル決勝で日本勢は五島莉乃(資生堂)の18位が最高。小海遥(第一生命グループ)は19位、高島由香(資生堂)は22位だった。男子1600メートルリレーの日本(中島佑気ジョセフ、川端魁人、佐藤風雅、佐藤拳太郎)は決勝に進んだ。女子100メートル障害準決勝で福部真子(日本建設工業)と田中佑美(富士通)は敗退した。

 近代五種男子で佐藤大宗(自衛隊)が決勝進出を果たした。

 自転車トラックの女子マディソンで日本は内野艶和(楽天Kドリームス)、垣田真穂(同)組が出場し12位だった。

 日本勢のメダル獲得は14日連続となった。

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