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【甲子園】白樺学園の秘密兵器 西宮市出身・岩部大翔が創成館戦で公式戦初スタメンへ「楽しみが一番大きい」

スポーツ報知 / 2024年8月10日 9時8分

俊敏な動きをみせる白樺学園・岩部(左=カメラ・島山 知房)

◆第106回全国高校野球選手権 ▽第5日(11日)第4試合 ▽1回戦 創成館vs白樺学園

 第106回全国高校野球選手権大会(甲子園)の第5日第4試合で創成館(長崎)と対戦する白樺学園(北北海道)は9日、兵庫県内で2時間の全体練習を行った。今大会から背番号3をつける岩部大翔(だいと)外野手(2年)は、地元での公式戦初スタメンを狙う。

 白樺学園の秘密兵器がベールを脱ぐ。北北海道大会出場は1試合だけの岩部だが、決勝で正一塁手の久保翔馬(2年)が負傷。同大会背番号19だった長距離砲にスタメン出場の可能性が浮上し「メンタル面は緊張感を持ってやってます。準備はできている」と目をギラつかせた。

 兵庫・西宮市出身。甲子園から車で15分の場所で5歳まで過ごした。幼少期から阪神戦や高校野球で何度も球場を訪れ、「球場全体の熱気がすごかった」と球場の盛り上がりを覚えている。思い出の地でプレーする可能性があり「楽しみが一番大きい」と胸を躍らせていた。

 189センチ、81キロの大柄な体格だが、俊敏性も兼ね備える。幼い頃から空手、水泳、トライアスロンを行っていた。香川県豊浜小時には陸上にも励み、80メートルハードルと走り高跳びの混合種目で県大会6位入賞を果たした経験もある。亀田直紀監督(37)は「器用だし、スピードもある」と評価。性格も大舞台向きだと言い、「目立ちたがり屋だからね。甲子園とかのほうが結果出すんじゃないかな」と指揮官はスタメン起用を示唆した。

 小学時代の選抜チームでは、英明(香川)の正捕手・橋本結真(2年)とバッテリーを組んだ。かつてのチームメートは7日の1回戦で3打数ノーヒット。健大高崎に敗れており「甲子園で自分が先にヒットを打つ。思い切ってプレーして、自分のやれることを精一杯やる」。未完の大器が13年ぶりの勝利をもたらす。(島山 知房)

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