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【甲子園】掛川西エース・高橋郁真「自分がキーになる」…夏60年ぶり勝利へ 10日・日本航空戦

スポーツ報知 / 2024年8月10日 11時13分

キャッチボールを行い最終調整する掛川西のエース・高橋(カメラ・伊藤 明日香)

◆第106回全国高校野球選手権 ▽第4日(10日)第4試合 ▽1回戦 日本航空vs掛川西

 26年ぶり6度目出場となる掛川西は10日、第4試合で日本航空(山梨)と初戦を迎える。ナインは9日、兵庫・尼崎市内のグラウンドで約2時間の練習を行った。夏の甲子園で60年ぶりの勝利が懸かる一戦に向け、エースのサイド右腕・高橋郁真(3年)は「自分がキーになる」と宣言。同校にとっての歴史的な勝利を自らの快投で呼び込む。

 掛川西・高橋が、エースの自覚を見せた。投手陣は野手陣と同じくキャッチボールやシートノック、打撃練習、最後はショートダッシュと軽めの調整を行った。野手陣が充実の表情を浮かべ、手をたたき練習を締める中、高橋は違った。自ら大石卓哉監督(44)に追加でキャッチボール練習を志願。最後まで余念はなかった。

 夏60年ぶりの1勝、春も含めると49年ぶりの甲子園勝利を目指す。「みんなが望んでいる勝利」と高橋。日本航空に対し「(県決勝で下した)聖隷クリストファーと違い、打って点を取る打のチーム。自分がキーになる」と先発登板を想定。日本航空は県決勝で1番の左打者・平井湊人一塁手(2年)から7番まで左右ジグザク打線を編成。8、9番も左打者で、スタメンに左打者6人を起用したが、「右、左も自分のやるべきことは変わらない」と苦手意識は見せなかった。一方で、県大会5試合で打率4~5割台、19打点を記録した相手のクリーンアップと、盗塁15個を決めた足を警戒した。また聖地に漂う独特の雰囲気については、1日に現地入りしてから2試合観戦。「観客が多かった。球場の雰囲気にのみ込まれないようにしたい」と織り込み済みのようだった。

 大石監督は先発について「当日の選手の顔を見て決めます」と明言は避けたが、高橋について「表情が締まっている。余計なプレッシャーを感じていない」とうなずいた。サイド右腕は県大会では4試合に登板し、うち3試合で完投。29回を投げ6失点(自責3)で防御率0・93、被安打28、与四球5。制球力のよさを武器とするが「県大会より調子がいい」と手応えを口にしていた。県大会で1イニング複数失点を一度も許さず全5試合を9失点で抑えた味方守備を信じ、「打たせて取る自分のピッチングを貫きたい」と言葉を強めた。(伊藤 明日香)

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