大谷翔平が試合前の時点で打率トップ返り咲き、本塁打は並ばれるも「２冠」 ３戦ぶり安打＆３５号期待

◆米大リーグ　ドジャース―パイレーツ（９日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が９日（日本時間１０日）、本拠地・パイレーツ戦のスタメンに「１番・ＤＨ」で名を連ねた。１３連戦初戦で３５号本塁打に期待がかかる。

　試合のなかった前日８日（同９日）に、２年連続首位打者のアラエス（パドレス）に打率を抜かれ、１厘差の２位に後退した大谷。だが、アラエスのはこの日の敵地・マーリンズ戦に「１番・指名打者」でフル出場したが、５打数１安打で打率は３割１厘７毛となり、試合前の時点ながら３割２厘３毛の大谷が約６毛差で再びトップに返り咲いて２冠に立った。

　一方で、３４本でリーグトップを独走していた本塁打王争いは、ブレーブスのオズナが２戦連続本塁打を放ったことで並ばれた。６、７日（同７、８日）は２試合連続無安打と当たりが止まっていた大谷。１３連戦初戦で、再び単独トップに立つ３試合ぶりの３５号、３試合ぶりの安打が出るか注目だ。