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【巨人】「まだ1軍では使えないのかなって」阿部監督が拙守&2三振の中山礼都を途中交代…湯浅を緊急昇格へ

スポーツ報知 / 2024年8月10日 18時22分

4回無死、見逃し三振に倒れた中山礼都(カメラ・頓所美代子)

◆JERA セ・リーグ 中日―巨人(10日・バンテリンドーム)

 巨人・中山礼都内野手が「7番・三塁」で96日ぶりにスタメン出場したが、拙守に2三振と精彩を欠き途中交代。「まだ1軍では使えないのかなって」と阿部慎之助監督がファーム降格を示唆した。代わりに湯浅大内野手が1軍へ緊急昇格する見込みだ。

 中山は初回2死から、中日・カリステの三ゴロを余裕をもって捕りながら、一塁へ少しそれたワンバウンド送球。うまく捕球した大城に助けられた。2回にも、先頭の細川のゴロを処理したが一塁への送球が高く浮いてセーフ(記録は内野安打)にしてしまった。

 「まあね、誰が見てもアウトにしてほしいのに、普通にセーフになっちゃうからね。やっぱりしっかり守ってほしかったし、ピッチャーに迷惑かけるんでね。決して難しい打球処理じゃなかったと思うので。そこらへん、まだ1軍では使えないのかなって僕が判断して、すぐに代えました」と、これには阿部監督も怒り心頭。打撃でも2三振となった直後の4回裏の守備から、中山をベンチに下げた。

 巨人は今季、セ・リーグ最少の36失策という高い守備力を武器に、守り勝つ野球で首位争いを演じてきたが、得点力不足を解消するためにシーズン中盤から、捕手の大城卓三を一塁へコンバート。新外国人のモンテス内野手も、打力を期待して遊撃や三塁で起用してきたが、併殺のチャンスを逃すなど緩慢な守備が目立つ。中山にとっては、存在をアピールする大きなチャンスだが自滅した形だ。

 同じく「8番・遊撃」で先発出場した門脇誠内野手も、3回2死一塁の守備でセンターへ抜けそうな打球にダイビングキャッチ。素早く回転して二塁へ送球しアウトにする好守を見せていたが、9回2死から、三塁の守備でゴロを捕球できずチーム37個目の失策を記録してしまった。

 阿部巨人が最も重視する守備の乱れに、指揮官は危機感を覚えた様子。守備のスペシャリストとして湯浅をファームから緊急昇格させる。勝って兜のー。守りも気持ちも引き締め直し、再奪首を目指す。

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