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赤崎暁が30キロを5位で通過! 大迫傑は15位…パリ五輪男子マラソン

スポーツ報知 / 2024年8月10日 16時42分

◆パリ五輪 第16日 ▽陸上 男子マラソン(10日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド(廃兵院)前ゴール=42・195キロ)

 五輪の「花形種目」のひとつの男子マラソンが定刻通り、現地時間10日午前8時(日本時間10日午後3時)にスタートした。

 30キロをエチオピアのタミラト・トラ(32)が1時間31分12秒で通過(5キロラップタイムは15分4秒)。25キロを先頭で通過した赤崎暁(26)=九電工=はトップと19秒差、3位と4秒差の1時間31分31秒の5位で通過した。日本勢として1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一以来、32年ぶりの男子マラソンのメダル獲得を目指して勝負所を迎えた。

 大迫傑(33)=ナイキ=はトップから54秒差の1時間32分6秒の15位で通過。小山直城(28)=ホンダ=は1時間33分19秒で30位で通過した。

 2016年リオ五輪、2021年東京五輪に続き、五輪マラソン初の3連覇を目指すケニアのエリウド・キプチョゲ(39)は20キロ手前で遅れ、3連覇は絶望的となった。

 コースは五輪史上最も困難とも言われる。アップダウンの激しいタフな42・195キロ。パリ市庁舎前を出発し、ベルサイユ宮殿で折り返し、ナポレオンが眠るアンバリッドでゴールする。コース沿道はオペラ座、ルーブル美術館、コンコルド広場、トロカデロ、エッフェル塔など名所がそろう。最高地点は20・3キロ地点の183メートルで、最大上り勾配は13・5%、最大下り勾配は13・4%。箱根駅伝の上り区間の5区と下り区間の6区とほぼ同等となっている。

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