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6位と健闘の赤崎暁「超楽しかった」 13位の大迫傑「ロス五輪に向けて頑張りたい」…パリ五輪男子マラソン

スポーツ報知 / 2024年8月10日 17時57分

6位入賞し国旗を持って笑顔を見せる赤崎暁(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第16日 ▽陸上 男子マラソン(10日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド(廃兵院)前ゴール=42・195キロ)

 五輪の「花形種目」のひとつの男子マラソンが行われ、エチオピアのタミラト・トラ(32)が2時間6分26秒の五輪新記録で金メダルを獲得した。サムエル・ワンジルさん(2011年に死去)が2008年北京でマークした従来の五輪記録(2時間6分32秒)を6秒更新した

 赤崎暁(26)=九電工=は25キロを先頭で通過するなど大健闘。2時間7分32秒の6位でゴールした。銅メダルとは32秒差。五輪の大舞台で自己ベスト記録(2時間9分1秒)を1分32秒も更新した。日本勢として1992年バルセロナ五輪銀メダルの森下広一以来、32年ぶりの男子マラソンのメダルは逃したが「日本マラソン界の父」と呼ばれる金栗四三さんと同じ熊本出身の26歳がパリで存在感を示した。

 大迫傑(33)=ナイキ=は2時間9分25秒で13位。小山直城(28)=ホンダ=は2時間10分33秒で23位だった。

 赤崎暁「超楽しかったです。自己ベストを出せたということより入賞できたことがうれしかった。今までで一番最高でした。楽しかったです。この3か月、練習を外したり(予定通りできずに)落ち込んだこともありましたが、しっかり、練習の成果を出すことができました。最大の目標がマラソンの五輪でした。最高の一日になりました」

 大迫傑「タフなコースでした。(自身は)何番ですか? (13位は)納得する順番ではありませんが、最後まで諦めずに走ることができました。(21年東京五輪6位の大迫に続いて入賞した赤崎について)もしかして、メダルもあるかな、と思いましたが、入賞を積み重ねることが大事だと思いますし、僕も28年ロス五輪に向けてパワーアップできるように頑張りたいと思います」

 小山直城「長い苦しいレースでした。18キロで先頭で離れてしまいましたが、たくさんの応援で最後まで走ることができました。チームの目標であるニューイヤー駅伝、そして、また、オリンピック、世界陸上の舞台に戻ってこられるように頑張ります」

 コースは五輪史上最も困難とも言われる。アップダウンの激しいタフな42・195キロ。パリ市庁舎前を出発し、ベルサイユ宮殿で折り返し、ナポレオンが眠るアンバリッドでゴールする。コース沿道はオペラ座、ルーブル美術館、コンコルド広場、トロカデロ、エッフェル塔など名所がそろう。最高地点は20・3キロ地点の183メートルで、最大上り勾配は13・5%、最大下り勾配は13・4%。箱根駅伝の上り区間の5区と下り区間の6区とほぼ同等となっている。女子マラソンは11日に行われる。

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