女子マラソン・前田穂南が欠場…右大腿骨疲労骨折の診断、補欠選手との入れ替えはなし…パリ五輪

前田穂南

　日本陸連は１０日、パリ五輪女子マラソンに出場を予定していた日本記録保持者の前田穂南（天満屋）が欠場することを発表した。前田は右大腿部付け根付近に張りを感じながら調整を続けていたが症状が改善されず、９日にＭＲＩ検査を実施。大腿骨近 位に信号変化が認められ、右大腿骨疲労骨折の診断を受けた。陸連は「この状態でマラソンに出場することは今後の選手生命にも関わる 重大な問題であるため、本連盟として欠場を判断」とコメントした。

　 また、補欠解除指定日（８月２日）時点では前田が出場を前提とした練習を行なっていたため、補欠解除されており、補欠選手との入れ替えはない。