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男子高飛び込み 17歳の玉井陸斗が3位で決勝進出 日本人初のメダル目指す…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月10日 18時57分

◆パリ五輪 第16日 ▽飛び込み(10日、アクアティクスセンター)

 男子高飛び込み準決勝で2大会連続出場の玉井陸斗(JSS宝塚)が477・00点の3位で上位12人で行われる決勝進出を決めた。

 1本目の407C(後ろ踏み切り前宙返り3回半抱え型)でノースプラッシュの86・40点。いきなり、出場18人中1位の得点をたたきだした。2本目の207B(後ろ宙返り3回半えび型)は63・00点、3本目の109C(前宙返り4回半抱え型)は77・70点と前半を終えた時点で227・10点の3位だった。

 4本目の6245D(逆立ち後ろ宙返り2回2回半ひねり)が86・40点、5本目の307C(前逆宙返り3回半抱え型)が66・30点。合計379・80と5位で最終6本目を迎え、最後は5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)をノースプラッシュで、97・20点という高得点で締めた。

 予選(9日)は2本目の207Bで88・20点をマークすると、3本目の109Cは90・65点の高得点。6本目の5255Bを91・80点で締め、合計497・15点の2位で通過した。「調子もよくてコンディションもよかった。不安なところもあったけど、練習通りの演技ができた」と、納得の表情を見せていた。

 馬淵崇英コーチからは「みんなに陸斗の演技を見せてやれ」と背中を押されている。期待が高まる中、「そんなに頑張るのか、と思った」と本人は冗談めかして周囲の笑いを誘った。

 14歳で臨んだ21年東京五輪は、同種目21年ぶりの入賞となる7位。偉業にも「東京は何をしたらいいとか、どういう待ち方をしたらいいとかが分かってなかった」。しかし、今五輪では26人が演技した予選の待ち時間には、イギリスの選手と談笑しながらプールサイドを散歩。ウォーミングアップ中には、仲の良い豪州の選手から北朝鮮の選手を紹介され、「少しだけ話した。色んな選手にかわいがってもらえています」と、パリの空間も余裕を持って過ごしている。

 準決勝は日本時間10日の午後5時から行われ、決勝は同10時とタイトなスケジュール。「少しの疲れに抑えられるように」と、余力を持っての決勝進出を目指していた。飛び込み界の悲願へ、玉井は「自分が満足できる演技ができれば」と、冷静に足元を見つめる。

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