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【日本海リーグ】富山の154キロ右腕、和泉椋麻が復調「緊張感もワクワク感も」

スポーツ報知 / 2024年8月10日 20時31分

好投した富山の右腕・和泉

◆日本海リーグ26回戦 石川3-1富山(10日、県営富山)

 富山GRNサンダーバーズは1-3で石川ミリオンスターズに敗れた。順位は2位のままで、通算成績は11勝13敗2分となった。敗れはしたが、今季初先発となったMAX154キロ右腕、和泉椋麻(23)が好投。初回には148キロをマークし、相手打者を圧倒した。縦に大きく割れるカーブも駆使しながら、5回まで3安打、1失点に抑えた。2022年9月以来という先発起用に「緊張もしたけど、わくわく感もありました。力を入れて投げるのではなく、コントロールを意識していました」と笑顔を見せた。

 今まで故障で伸び悩むことも多かったが、潜在能力は抜群だ。和歌山県出身で、金沢学院大では最速154キロをマーク。22年には四国アイランドリーグplus徳島に加入し、ドラフト前には5球団から調査書が届くなど、評価は急上昇した。指名漏れしたものの、故障明けには、練習で最速156キロをマークした。今季は不調で5月末にBCリーグ埼玉武蔵を自由契約となったが、誘いを受けた富山で再起を決意した。

 181センチの身長に対して、春先は体重を96キロまで増やしていたが「フォームのバランスが崩れてしまった」と和泉。現在は87キロに減量し、徐々に調子を上げている。「今季はグランドチャンピオンシップに進出し、NPBに入りたい。試合の場面にもよるが、球速も155キロ出したいです」と意欲満々。北陸の地で大きな飛躍を目指す。(中田 康博)

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