【阪神】首位・広島に連敗で４差 最短であす１１日に自力Ｖ消滅 コイキラー・大竹耕太郎が７回途中４失点で初黒星

広島戦初黒星を喫した大竹（中央、カメラ・馬場　秀則）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　阪神１―５広島（１０日・京セラドーム大阪）

　阪神が首位・広島に痛い連敗を喫した。ゲーム差は４に拡大。１１日の同カードで黒星または引き分けなら、自力優勝の可能性が消滅する。

　先発・大竹は０―０の２回、先頭の末包に四球を与え、続く坂倉の右前打、菊池の犠打で１死二、三塁。堂林に中越えの先制の２点二塁打を浴びた。

　０―２で迎えた直後の２回２死二、三塁では大竹が自ら中前適時打を放ち１点差に迫った。

　しかし、１―２で迎えた７回２死一、二塁、会沢に左前適時打を許した。さらに２死満塁から矢野に左前適時打を浴び降板した。

　大竹は試合前時点で対広島戦に通算１０登板で８勝０敗。防御率０・５４を誇る虎のコイキラーだったが、初黒星となった。

　１―４の９回２死二塁から漆原が秋山に左前適時打を浴びた。