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【DeNA】今季最多の19安打14得点で3連勝 松尾汐恩はプロ初打点で初のお立ち台「夢見てた舞台」

スポーツ報知 / 2024年8月10日 22時37分

ヒーローインタビューで笑顔の松尾汐恩(カメラ・清水 武)

◆JERA セ・リーグ DeNA14―4ヤクルト(10日・横浜)

 DeNAは初回から打線がつながり、今季最多の19安打14得点で3連勝。6月13日のロッテ戦(ZOZO)以来、約2か月ぶりに先発した大貫が7回7安打4失点と試合を作り、今季4勝目&本拠地・横浜スタジアムで通算20勝目を挙げた。

 勢いが止まらなかった。両軍無得点の初回1死満塁。宮崎の押し出し四球で先制点を奪うと、続く牧が左翼へ痛烈な打球を放ち、左翼・サンタナのグラブを弾く2点適時打で立ち上がりに3点を先行。3―1の2回では梶原の適時打、佐野の適時二塁打、牧の2打席連続の2点適時二塁打で一挙4点を奪い、さらにリードを広げた。

 4回にも佐野の適時二塁打と松尾が適時二塁打を放ってプロ初打点を挙げるなど2点を追加。9―2の5回には佐野の3打席連続の適時打とオースティンの2ランで追撃すると、12―4の8回にも蝦名の三ゴロと梶原の適時打で2点を奪った。

 今季3度目のスタメンマスクを被った松尾は6回と8回にも先頭打者として出塁し、5打数3安打1打点。初のお立ち台に上がり「夢見てた舞台だったのでここに立てて嬉しく思います」と実感を込め「なかなか(初打点が)出なかったので、ここしかないと。何度も好機を作ってくれていたので、なんとか打点を付けたいなと思っていた」と笑顔で振り返った。

 3連勝を飾り、三浦大輔監督は「今日は立ち上がりに四球があった中で先制できたことが大きかった。しっかりとポイント絞って責められた」。3位・阪神とは3・5ゲーム差に迫り「まだまだです。1個ずつ勝っていくしかない」と前を向いた。

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