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卓球女子団体、日本が中国と決勝で対戦 第1試合は今大会初ペアの早田ひな、張本美和組が敗れる…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月10日 22時57分

ダブルス第2ゲームを落として悔しがる張本美和(左)と早田ひな(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第16日 ▽卓球(10日、パリ南アリーナ)

 女子団体決勝が行われ、悲願の金メダルに挑む世界ランキング2位の日本は、5連覇を狙う同1位の中国と対戦した。第1試合のダブルスは早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)組が陳夢(チン・ム)、王曼昱(ワン・マンユ)組に2―3で敗れた。

 日本は、今大会団体4試合目にして初めて、張本をダブルスに起用した。2試合目のシングルス・エース対決で、世界1位の孫穎莎(ソン・エイサ)相手に、2023年のザグレブで勝った経験を持つ平野を起用。そのため、1試合目のダブルスには張本が起用されたようだ。

 国際大会でほとんど組んだことがないペアだ。しかし、前にいる張本が台より下にかがみ、後ろの早田に打たせるなど、息はぴったり。相手にデータがないこともあり、日本が先手、先手を奪った。中国に最後まで食い下がったが、ゲーム2オールから最終ゲームを失い、日本が惜しい星を落とした。

 団体が初採用された2008年北京五輪は3位決定戦で韓国に敗れて4位だった。12年ロンドン五輪では、石川佳純、福原愛、平野早矢香で臨み、当時日本勢初の銀メダルをつかんだ。21年東京五輪は伊藤、石川、平野で挑み、2大会ぶりの銀メダル。いずれも決勝で中国の壁に跳ね返されてきた。

 世界選手権団体戦でも14年~今年2月の24年大会まで5大会連続で決勝で中国に屈しての銀メダル。しかし、2月の同大会決勝では早田が陳、平野が王芸迪(おう・げいてき)を破り、歴史的な2勝を上げ初の金メダルに肉迫した。平野は「今まで団体戦を私がやってきたなかで一番中国選手を追い詰めた。今までは負けてどこかでしょうがないという気持ちがあった。こんなに悔しいのはみんな初めてだと思う。五輪で借りを返せるようにこれから頑張っていきたい」と自信を述べていた。

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