玉井陸斗、高飛び込み日本人初の銀メダルにネット沸騰「最高のダイブを見せてくれてありがとう!」…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月10日 23時44分
◆パリ五輪 第16日 ▽飛び込み(10日、アクアティクスセンター)
男子高飛び込みで、2大会連続出場の17歳、玉井陸斗(JSS宝塚)が銀メダル。日本飛び込み界では、1920年のアントワープ大会への初参加から初めてメダル獲得の快挙を成し遂げた。
準決勝3位で迎えた大勝負。玉井は、勝負どころに挙げていた2本目の207B(後ろ宙返り3回半えび型)で95・40点をマーク。続く109C(前宙返り4回半抱え型)も94・35点で、3本を終えて2位につけた。5本目にミスが出たが、最後の5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)で締め、表彰台を決めた。
17歳の成し遂げた快挙にネットも沸騰。「玉井くん」の4文字がX(旧ツイッター)のトレンド7位まで急浮上。ネット上には「玉井選手銀メダルおめでとう 6本目すごかった」、「玉井5本目の失敗が悔やまれるけど、最終の99点は凄すぎ」、「玉井くん銀メダル~!おめでとう!」、「5回目が悔やまれるけど、あの失敗があったからこそラストあの集中力だったのかもな 経過はどうであれ素晴らしかった」、「玉井選手!最高のダイブを見せてくれてありがとう! そしてこんなに熱い戦いを見せてくれたライバル選手たちも最高だ!」などの称賛の声があふれた。
◆玉井 陸斗(たまい・りくと)2006年9月11日、兵庫・宝塚市生まれ。17歳。3歳で水泳、小学1年から飛び込みを始める。シニアデビューとなった19年4月の日本室内選手権で史上最年少優勝。21年東京五輪男子高飛び込み7位で21年ぶりの入賞を果たし、22年世界選手権で日本史上最年少、過去最高位の銀メダル獲得。160センチ、55キロ。家族は両親と兄。
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