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卓球女子団体、日本は中国に敗れ銀メダル ダブルス出場の早田ひな「先輩として足を引っ張ってしまった」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 0時57分

試合後、スタンドに手を振る早田ひな(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第16日 ▽卓球(10日、パリ南アリーナ)

 女子団体決勝が行われ、世界ランキング2位の日本は4連覇していた同1位の中国に0―3で敗れ、2大会連続3度目の銀メダルとなった。中国は08年北京大会で採用された団体戦で5連覇を達成した。

 第3試合のシングルスで、世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)が同3位の王曼昱(ワン・マンユ)に第1ゲームを奪うが、1-3で敗れ、日本はまたも中国の高い壁に悲願の金メダルを阻まれた。

 日本は第1試合のダブルスに、今大会団体4試合目にして初めて、張本をダブルスに起用。ペアを組んだ早田ひな(日本生命)は「公式戦ではほとんど初めて」というコンビだった。しかし、前にいる張本が台より下にかがみ、後ろの早田に打たせるなど、息はぴったり。最終ゲーム9-5とリードし、勝利まで残り2点に追い込んだ。

 ただ、早田が「あそこからが中国の強さ。反省したい」と言うとおり、そこから5連続失点。一気に逆転を許し、第1試合を落とした。早田は「そこが取れていたら試合展開は変わっていたと思う。自分が先輩として足を引っ張ってしまった」と悔やんだ。

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