ブレイキン金メダル候補のＳＨＩＧＥＫＩＸ、準々決勝進出 同組のＨＩＲＯ１０は惜しくも敗退…パリ五輪

◆パリ五輪　第１６日　▽ブレイキン（１０日・コンコルド広場）

　パリ五輪の新競技ブレイキン男子・半井（なからい）重幸（ダンサー名・ＳＨＩＧＥＫＩＸ）＝第一生命保険＝が、４人１組で総当たりの１次リーグで４ラウンドを奪い、グループ２位で準々決勝（日本時間１１日午前３時）進出を決めた。同組の大能寛飛（おおの・ひろと、同・ＨＩＲＯ１０）は敗退となった。

　１９７０年代、ニューヨークでギャングの抗争を平和的に解決する手段として始まったとされるブレイキン。トップロック（立ち踊り）やフットワーク（足技）、パワームーブ（回転・跳躍技）、フリーズ（一連の動きから体を固定する動き）など４つの要素から構成され、ＤＪがセレクトした音楽に合わせた即興的なパフォーマンスで、１対１で競う。９人のジャッジが「技術性」「多様性」「完成度」「独創性」「音楽性」の基準に基づいて採点される。