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佐藤大宗が銀メダル!近代五種で日本勢初の表彰台…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 2時26分

◆パリ五輪 第16日 ▽近代五種(10日・ヴェルサイユ宮殿)

 近代五種男子決勝で佐藤大宗(自衛隊)が日本勢初の銀メダルを獲得した。近代五輪の父、クーベルタン男爵が考案。1912年ストックホルム大会から始まり、日本勢は過去に入賞さえなかった伝統競技で、112年の歴史を動かした。エジプトのアハメド・エルゲンディが世界新記録の1555点で優勝した。

 青森出身の30歳が快挙をやってのけた。馬術は2位発進、2種目目のフェンシングでも2位を守り、3番目の種目の水泳(200メートル自由形)は18人中12位で、水泳終了時で総合4位。メダル圏内につけて最後の「射撃とランニング」を迎えていた。

 メダルをかけた最終種目は3位と6秒差でスタート。1周目で3位に上げ全雄太(韓国)と競りあった。ラスト2回の射撃で高い精度をみせて全を突き放し、最後の射撃を終えるとかぶっていた白い帽子を投げ捨てラストスパート。死力を振り絞ってゴールに飛び込むと座りこんでしばらく動けなかった。

 表彰式では「タイシュウ、セイトー」と名前がコールされると両腕広げて表彰台へ。メダルを首にかけてもらう前から涙があふれ、何度も空を見上げて喜びをかみしめた。

 近代五種は馬術、水泳、フェンシング、射撃とランニングで競い、全種目を1日で実施。東京五輪でドイツのコーチが馬をたたくなどしたことを受け、新種目の採用が検討され、4年後のロサンゼルス五輪から馬術を除外。日本の人気テレビ番組「SASUKE」に似た障害物レースが採用される。

 ◆佐藤 大宗(さとう・たいしゅう) 1993年10月20日、青森県出身。30歳。青森山田高卒。2023年W杯ソフィア大会2位、23年杭州アジア大会6位。174センチ、62キロ。

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