1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

佐藤大宗が近代五種で日本勢初メダル これまで入賞もなかった「キング・オブ・マイナースポーツ」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 3時44分

◆パリ五輪 第16日 ▽近代五種(10日・ベルサイユ宮殿)

 近代五種男子で、佐藤大宗(自衛隊)が2位になり、日本勢初の表彰台に立った。馬術で2位発進し、2種目目のフェンシングも2位、続く競泳で総合4位に下がったが、3位と6秒差で走り出した最終種目のレーザーラン(射撃とランニング)で逆転。銀メダルを獲得した。過去に入賞すらなかった伝統競技で新たな歴史を作った。

 近代五輪の父・クーベルタン男爵が考案した競技で、1912年ストックホルム大会から実施。近代五種は現在実施されている個人競技(追加競技を除く)の中で、これまで唯一、日本勢が一度も入賞できておらず、16年リオデジャネイロ五輪女子で朝長(現・高宮)なつ美が12位に入ったのが過去最高。国内の競技人口は約50人で、日本協会自ら「キング・オブ・マイナースポーツ」と自虐的なキャンペーンを打ったこともある。

 フェンシングのエペ(ランキングラウンドとボーナスラウンド)、競泳の200メートル自由形、馬術の障害飛越、レーザーラン(射撃4回=10メートル離れた場所から直径約6センチの標的にレーザーを5回命中させる、ランニング=600メートル走を5回ずつ交互に行う)の5種目を実施する。馬術で騎乗する馬は直前の抽選で決定されるなど、実力だけでなく運も必要となる。かつては1日1種目、5日間で行われていたが、今大会の決勝は1日で全5種目を実施。2009年から射撃とランニングが一体化し、実質4競技となっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください