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「地元の星になれた。青森最高」佐藤大宗、近代五種で日本勢初メダルの快挙…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 4時1分

◆パリ五輪 第16日 ▽近代五種(10日・ベルサイユ宮殿)

 近代五種男子で、佐藤大宗(自衛隊)が2位になり、日本勢初の表彰台に立った。馬術で2位発進し、2種目目のフェンシングも2位、続く競泳で総合4位に下がったが、3位と6秒差でスタートした最終種目のレーザーラン(射撃とランニング)で逆転。銀メダルを獲得した。1912年ストックホルム大会から採用され、過去に入賞すらなかった伝統競技で新たな歴史を作った。

 表彰台ではメダルを受け取る前から涙があふれた。メダリスト会見でも「支えてくれた方に感謝しかない。自分1人では獲得できなかったメダル。みなさんで取った、価値あるメダルだと思っています」と感謝の言葉が口をついた。

 青森出身で青森山田中、高では水泳部に所属した。競技を始めたのは海上自衛隊を経て自衛隊体育学校に入った19歳から。地元への思いを聞かれると「自分は青森の星になりたかったので、努力すると、地元の星になれるんだぞ、と。最高でしかないです。感極まって何言っていいか分かんないですけど、青森最高です」と誇った。

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