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【甲子園】高校通算64発を誇る早実のプロ注目強打者 木製バットでいきなり快打 俊足で二塁打に聖地興奮

スポーツ報知 / 2024年8月11日 8時28分

1回1死、早稲田実・宇野真仁朗は左越え二塁打を放つ(捕手は鳴門渦潮・藤原大輔=カメラ・義村 治子)

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 鳴門渦潮―早実(11日・甲子園)

 高校通算64発を誇るプロ注目の強打者、早実の宇野真仁朗遊撃手(3年)が第1打席でいきなり躍動した。

 初回1死。1ボールからの2球目、木製バットで141キロの外角低めストレートを振り抜くと、打球は左前へ。シングルヒットかと見られたが、宇野は50メートル走6秒1の俊足を飛ばして二塁に向かい、見事に陥れた。積極果敢なプレーに聖地からどよめきが起こった。バットと足で、まずは聖地に鮮烈な印象を残した。

 チームはエース・斎藤佑樹を擁して全国制覇した2006年夏以来、18年ぶりの日本一を目指す。

 ◆宇野 真仁朗(うの・しんじろう)2006年7月5日、千葉県生まれ。18歳。小学4年で野球を始め、浦安ベイマリーンズでプレー。浦安市立日の出中では市川リトルシニアに所属。早実では1年春からベンチ入り。高校通算64本塁打。50メートル走は6秒1。178センチ、81キロ。右投右打。

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