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大谷翔平、第2打席は空振り三振 最強新人との“怪物対決”で連続凡退 オズナに本塁打並ばれる

スポーツ報知 / 2024年8月11日 11時0分

◆米大リーグ ドジャース―パイレーツ(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードの3回無死一塁の第2打席は空振り三振だった。2ボール2ストライクからの6球目、外角に逃げる93・5マイル(約150・5キロ)シンカーにバットが空を切った。打率は3割4毛となった。

 パイレーツ先発は23年ドラフト全体1位のP・スキーンズ投手(22)。新人としては球宴29年ぶりの先発を務め、今季ここまで14試合で6勝1敗、防御率1・99の“最強新人”だ。大谷は6月5日(同6日)に敵地で初対戦。初回の第1打席は3球三振に倒れたが、3回2死一塁の第2打席で100・1マイル(約161・1キロ)直球をバックスクリーンへ15号2ラン。キャリアで初めて約160キロ超の球を本塁打にした。5回にも右前打を放ち、2安打2打点で“怪物対決”第1ラウンドは大谷に軍配。本拠地での再戦となった第2ラウンドで、初回先頭の第1打席は一ゴロに倒れていた。

 カリフォルニア州出身のスキーンズにとっては地元がい旋。同州アナハイムを拠点とするエンゼルスで活躍する大谷に憧れ、大学まで投手と捕手の二刀流に挑戦していた。前回対戦では大谷にメジャーで初めて直球を本塁打にされたが「こういう対戦のために試合があるんだ」と潔かった右腕と大谷の名勝負。新たな伝説誕生も期待される。

 大谷は9日(同10日)の同戦で3回に3試合ぶりの35号2ラン。11打席ぶりの安打が打球速度113・9マイル(約183・3キロ)、飛距離448フィート(約136・6メートル)の特大弾となり、本塁打王争いで並ばれていたオズナ(ブレーブス)を突き放し、単独トップを死守した。首位打者争いでもアラエス(パドレス)をわずか1毛差で逆転し、3割1厘8毛でトップを奪還。しかし、この日アラエスは敵地・マーリンズ戦で6打数2安打3打点。打率3割2厘1毛としており、大谷は現時点でリーグ2位に転落している。3位のプロファー(パドレス)はこの日3打数1安打で3割ちょうどとなった。また、この日オズナが35号を放ち、現時点でトップに並ばれた。

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