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【甲子園】鳴門渦潮 エースの185球完投に森監督が公立校の苦悩吐露「2、3番手を育てきれなかった」

スポーツ報知 / 2024年8月11日 12時23分

185球で完投した鳴門渦潮の先発・岡田力樹(カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日 ▽1回戦 早実8―4鳴門渦潮(11日・甲子園)

 県立校の鳴門渦潮(徳島)は、早実(西東京)に敗れ、現校名での甲子園初勝利はならなかった。

 エースで4番の岡田力樹(3年)が、13安打8失点(自責6)と苦しみながらも、185球で完投。森恭仁監督は「球数が増えてもやはり最後まで(マウンドに)立ってほしかった。投打の中心、よくやってくれていたと思います」と振り返った。

 昨秋と今春は、岡田を抑えで起用したが、ともに初戦敗退。6月から先発起用するようになり、徳島大会では全5試合に登板して7年ぶり8度目の出場にこぎ着けた。この日、6回終了時点で岡田の球数は119球を数え、7回には30球を投じたが、その後も続投。指揮官は「負けたら終わりのゲームではなかなか…。2、3番手を育てきれなかったというのはある」と話した。

 投手の障害予防の観点から、20年に導入された「1週間で500球以内」の球数制限。ただ、1試合の上限は現在設定されていない。森監督は「2、3番手が140キロ超えてとか、そこまでそろえるのは公立高校が主体の徳島県では難しい。そこは僕らの課題でもあるんですけど、なかなか2、3番手の投手を負けたらいけないという公式戦で出していけるチームは少ないと思う。そんなに子どもがいない中で野球をやっていますし、(各校に)散らばりますし、人数が多い学校さんと比べるとしんどいです」と、苦しい現状を明かした。

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