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【巨人】大ショック…ヘルナンデスがスライディング捕球も左手首が逆方向に…激痛で立ち上がれず担架で運ばれる

スポーツ報知 / 2024年8月11日 15時3分

5回1死、木下拓哉の打球を捕球しようとした際、左手首付近を負傷したヘルナンデス。担架で運ばれ、途中交代となった(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 中日―巨人(11日・バンテリンドーム)

 巨人・ヘルナンデス外野手が負傷交代した。

 5回裏1死から、中日・木下のセンター前へのライナー性の打球に、ヘルナンデスがスライディングキャッチを試みたが、捕球して左手がグラウンドについた際に関節が逆方向に曲がった。

 本人も激痛に顔をゆがめ、そのまま立ち上がれず。すぐに駆け寄ったナインやコーチたちが、慌てた様子で担架を要請。そのまま担架に乗せられ交代した。

 ヘルナンデスは今季途中に新加入。交流戦から1軍に昇格し、それまで得点力不足に苦しんでいた打線の救世主となる大活躍で、チームが首位争いを演じる原動力となっていた。この日までに、55試合で打率・294、8本塁打、30打点。昨日(10日)の試合でも先制V弾を放つなど、チーム全2打点の活躍。56試合目の出場となったこの日も、5回の好機に安打を放った直後のアクシデントとなった。

 今季の阿部巨人を象徴する3番打者として貢献してきた主力だけに、仮に長期離脱となればダメージは計り知れない。勝負の夏に、思わぬ形で大きなピンチが訪れた。

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