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【巨人】坂本が先制V打で連勝 菅野がセ単独トップ11勝も…ヘルナンデスが痛恨の負傷交代

スポーツ報知 / 2024年8月11日 16時38分

2回1死三塁、坂本勇人が左前適時打(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 中日1―3巨人(11日・バンテリンドーム)

 巨人が中日に競り勝ち2連勝した。調子を上げてきた坂本勇人外野手が先制打を放ち、丸佳浩外野手のタイムリーで1点を追加。先発の菅野智之投手が9回1死まで好投を披露しセ・リーグ最多の11勝目を挙げた。

 初回は3者凡退だったが、2回に先頭の4番・岡本和真内野手が左中間を破る二塁打で出塁。続く大城卓三捕手の一ゴロの間に、岡本が三塁へ進み1死三塁に。ここで、坂本が三遊間を抜けるタイムリーを左前へ運んだ。

 「先制できて良かったです。次の打席も頑張ります」

 坂本は今季、打撃不振に苦しみ6月の月間打率は・159、同じく7月は・167と低迷。ファームでの再調整を経て、8月はこれで26打数9安打の打率・346に。勝負の夏場に頼れるベテランが調子を上げてきた。

 1ー0で迎えた5回、先頭の門脇誠内野手が右中間を破る、今季初となる三塁打で出塁。中日が前進守備をひく中、続く小林誠司捕手は二ゴロに。菅野智之投手も見逃し三振に倒れ2死となってから、丸が右前へ技ありの適時打。「菅野が頑張ってたので何とか追加点をと集中して打席に入ることができました。追加点が取れてよかったです」というベテランの一打で貴重な1点を追加した。

 直後に、巨人にとって痛恨のアクシデントがあった。5回裏1死から、中日・木下のセンター前へのライナー性の打球に、ヘルナンデスがスライディングキャッチを試みたが、捕球で左手がグラウンドについた際に手首の関節が逆に曲がった。本人も激痛に顔をゆがめ、そのまま立ち上がれず。すぐに駆け寄ったナインやコーチたちが、慌てた様子で担架を要請。そのまま担架に乗せられ、交代した。

 ヘルナンデスは今季途中に新加入。交流戦から1軍に昇格し、それまで得点力不足に苦しんでいた打線の救世主となる大活躍で、チームが首位争いを演じる原動力となっていた。この日までに、55試合で打率・294、8本塁打、30打点。昨日(10日)の試合でも先制ソロを放つなど、チーム全2打点の活躍。56試合目の出場となったこの日も、5回の好機に安打を放った直後のアクシデントとなった。

 巨人は9回表2死一、三塁の好機に、代打の長野久義外野手が適時内野安打を放ち、貴重な1点を追加した。

 先発した菅野は走者を出しながら、ピンチで併殺打に仕留めるなど要所を締める投球。8回まで無失点に抑えていたが、9回に1失点して降板。最後は大勢投手が2者連続三振で締めて逃げ切った。

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