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女子マラソン解説の増田明美さん、直前欠場の前田穂南を思いやる「本当に調子が良かったんですよ…」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 16時2分

◆パリ五輪 最終日 ▽陸上 女子マラソン(11日、パリ市庁舎前スタート、ベルサイユ宮殿折り返し、アンバリッド前ゴール=42・195キロ)

 陸上の最終種目の女子マラソンは現地時間11日午前8時(日本時間11日午後3時)にスタートした。

 日本勢は、21年東京五輪8位の一山麻緒(27)=資生堂=と、五輪初出場の鈴木優花(24)=第一生命グループ=が出場。日本記録(2時間18分59秒)保持者の前田穂南(28)=天満屋=は9日に右大腿骨疲労骨折が判明したため欠場することが10日、発表された。

 NHK総合で中継された競技の解説は「細かすぎるデータ」でおなじみの1984年ロサンゼルス五輪マラソン女子日本代表でスポーツジャーナリストの増田明美さん。

 欠場の前田について、増田さんは「前田穂南さんがね。本当に調子が良かったんですよ。今回、こういうコースにピッタリでメダルを狙って紙一重のぎりぎりの練習で、太ももを痛めてしまいましたから」と思いやると、「その分、鈴木さんと一山さんが頑張ろうとしてますので、2人が一緒にチーム・ジャパンとしてやろうとしている気持ちが伝わってきます」と続けた。

 さらにアップダウンの激しいコースについて解説する際には「厳しいアップダウン用に前田さんは厳しい練習を積んでいたんですが…」と、その無念の思いを代弁していた。

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