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巨人の神助っ人・ヘルナンデスが左手首骨折…全治どうなる 似たケースで負傷した松井秀喜氏は長期離脱

スポーツ報知 / 2024年8月12日 5時0分

5回1死、木下拓哉の打球を処理する際に左手首を痛めたもん絶するヘルナンデス(カメラ・池内 雅彦)

◆JERA セ・リーグ 中日1―3巨人(11日・バンテリンドーム)

 球場が騒然となった。5回1死、ヘルナンデスは、木下の中前への飛球にスライディングキャッチを試みた。ボールを入れたがグラブの先が人工芝に引っかかり、滑り込んだ勢いで強い負荷がかかった左手首が逆方向に曲がった。あまりの激痛に顔をゆがめて立ち上がれず、すぐに駆け寄ったナインやコーチが担架を要請。ブルーシートに覆われながら、担架に乗せられて交代した。

 試合中に名古屋市内の病院に直行し、検査の結果、左手首の骨折と診断された。帰京後に再度検査を受け、全治など詳細は判明する見通しだが、優勝を争う大事な終盤戦にヘルナンデスを欠くことが決定的となった。今回と酷似した例では、2006年5月にヤンキース・松井秀喜が左翼の守備で左手首を骨折したケースがあり、その際は復帰まで約4か月を要した。阿部慎之助監督(45)は「俺の心も折れそうだよ。冗談言ってる場合じゃないけどさ。ここまでけん引してくれたしね。それくらい痛いよね」と嘆いた。

 ヘルナンデスは今季途中の5月に加入。交流戦開幕から1軍に昇格すると、得点力不足にあえいでいた打線の救世主となる活躍を披露。6月中旬からは「3番・中堅」に定着し、ここまで56試合で打率2割9分4厘、8本塁打、30打点と阿部巨人の中心を担ってきた。

 試合後、ファームから2年目の浅野を昇格させることを決定。助っ人の離脱はあまりに大きいが、浅野を含め全員でカバーしていくしかない。「若い選手だったり、ほかの選手がチャンスが増えるわけだから。頑張ってみんなで勝ちたいなと思います」と指揮官。4年ぶりの優勝へ、最大の試練をチーム一丸で乗り越える。(井上 信太郎)

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