Ｊ１首位・町田、残留争いの湘南に敗れ今季初の３試合未勝利 今夏加入の日本代表ＭＦ相馬勇紀が好機演出も

町田・黒田剛監督

◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２６節　町田０―１湘南（１１日・町田ＧＩＯＮスタジアム）

　町田は湘南に０―１と敗れ、今季初の３戦未勝利となった。後半３分、一瞬の隙を突かれて湘南ＭＦ池田に決められて失点。終盤は圧力をかけて攻め立てたが、最後までゴールを割ることはできなかった。

　前半は今夏加入し、この日が２試合目となった日本代表ＭＦ相馬の左サイドを中心にチャンスをつくった。前半１１分、カットインから相馬が右足で放ったシュートはバー直撃。さらに同３５分には、相馬のラストパスから韓国代表ＦＷオセフンが押し込んだが、ＶＡＲの末に相馬のポジションがオフサイドの判定となった。

　黒田剛監督は後半１４分には相馬ら３選手を代え、早めに動いた。合終盤には、２トップの一角で先発したパリ五輪代表ＦＷ藤尾を右ＭＦへと回し、ＦＷエリキ、デュークの２トップでゴールをこじ開けようとしたが、最後までゴールを割れず。Ｊ１初優勝に向け、町田に試練が訪れた。